鉢植えHT系バラ・紫香の冬剪定
バラの冬剪定、今回はハイブリッドティー(HT)四季咲き大輪バラ「紫香」です。
前回のビバリーと同じく昨年3月に植えています。
こちらは鉢植え、10号素焼き鉢です。
このバラも根がむき出しの裸苗からの植えつけでした。
オリジナルブレンドの土で問題なく生長し、春も秋も甘い香りのやや青みがかった美しい色の花を咲かせてくれました。
樹高は1mぐらい。
紫香も落葉する気配がないので葉をむしりとって強制的に休眠させます。
これで枝がわかりやすくなり、病害虫の越冬を防ぐことができます。
剪定方法は前回と同じです。
こう切ったらこう葉が伸びるだろう、とイメージしながら切るとよさそうです。
冬剪定は今年が初めてなのでなかなか難しいですが、勉強も兼ねて色々試しながら切っています。
剪定後の樹高は30cmぐらいになりました。
この一年を振り返ると、夏前にうどんこ病、秋に黒点病を発症しました。
害虫はチュウレンジハバチ、バラハタマフシ、バラゾウムシ、ハキリバチがでました。
いずれも薬剤散布または捕殺でおさまりました。
紫~青系バラは難しいイメージでしたが、実際に病害虫の被害はそれなりにありました。
ただ、大きなダメージはなく、花も各季節ともしっかりと咲かせてくれました。
また、写真の通りしっかりとした太い枝ができています。
それなりに手を入れる必要はありましたが育てやすいほうかも、という印象です。