百葉箱もどきと温湿度計の設置
早朝に雪が降り、地面が雪に覆われていました。
まだ1月なのによく雪が降ります。
このあたりでは2月頃に1,2回だけ雪が降る感じですが、今年は2回目です。
もうすぐ2月です。
野菜作りで忙しくなる季節が近づいてきました。
野菜作りには温度の把握が大事です。
春からは次々と蒔き・植えどきを迎える野菜が出てきますが、そのタイミングは温度を基準にしています。
例えば2011-12年の平成一番の寒冬と、2010-11年の暖冬ではタイミングを調整しないといけません。
気象観測所の測定値でもよいのですが、近くにあるわけではないのでこの地点のデータで判断してみたいです。
また、野菜づくりで便利なものに積算温度があります。
積算温度がわかると収穫時期の目安がわかりとても便利です。
一日の平均気温を一定期間加算(一日あたりさらに5度マイナスする計算法もあります。)することで求められるのが積算温度です。
受粉から積算温度???度で収穫時期、といった感じの目安が作物ごとにあります。
というわけで、屋外に温度計を設置してみます。
今回設置するのは「ワイヤレスマルチチャンネル温湿度計」です。
屋外の測定器から定期的に無線で測定値を屋内に送ることができます。
電源は電池式で置き場所が自由なのもいいです。
直射日光と雨を妨げるための百葉箱もどき作りからスタート。
古い木箱を加工し、壊れた屋外テーブルと組み合わせて完成です。
密閉型ではなく、各面にスリットが入っているので通気性もあります。
熱がこもるようであれば通気口を増やすつもりです。
庇の下なので激しく雨が当たることはありません。
中に測定器を入れます。
雨などの水が入ってしまっても浸かることがないようにしています。
屋内パネルで屋外の気温と湿度が確認できるようになりました。
写真は昨日19時の測定値です。
最高・最低測定値を記憶できるので簡単な平均気温の算出もできます。
春からの種まき時期、収穫時期などの野菜作りに役立てていこうと思います。