ストエカス系ラベンダーの剪定
柵を設置した、ストエカス系ラベンダー(フレンチラベンダー)。
設置後も写真の通りぼさぼさです。
倒れかかってきたのも伸びすぎが原因なので柵の高さに合わせて切ります。
花を鑑賞する植物の剪定で大事なのは花芽がいつできるかです。
花芽ができたあとに切ってしまうと、当然次の花期は花が期待できません。
植物によって花芽形成の時期は大きく異なり、花期直前に花芽ができるものや、花後からあまり日数をかけず花芽ができるものもあります。
庭の植物で目に見えて花芽のある時期が長いのはギンヨウアカシア、アセビです。
このような花芽形成が早い植物では剪定時期が限られます。
(尤もアセビはあまり剪定が必要な植物ではなさそうですね。)
実は今回ハサミを入れるストエカス系ラベンダーは花芽形成時期がよくわかりません。
現在目に見える花芽はないものの、隠れた花芽ができている可能性もあります。
刈り込み鋏ではなく、剪定鋏で一枝ずつ丁寧に切りました。
葉が残らないほど下から切ると枯れこみそうなので、各枝に葉を残す長さで短くしていきます。
ついでに枯れ枝も切ります。
思ったよりも茂っていて切り終えるまで時間がかかりました。
ミニポリバケツ二杯分ぐらいになりました。
形を整える剪定でしたが、この時期にストエカス系ラベンダーを剪定しても花が咲くかの実験にもなりそうです。
また、枯れこみが起こらないかも心配なところです。
結果は5月中旬ぐらいに出そうです。