ゲッケイジュとカイガラムシ
ゲッケイジュは昨年カイガラムシを取り除いたあとに急成長しました。
そして、伸びすぎた枝を10月に剪定しています。
枯れこんだり弱ることもなく、その後も順調に生長しています。
先日の大雪でも被害は出ませんでした。
駆除後に一匹もいなくなったかに見えたカイガラムシ。
少し枝を調べるとまた発生していました。
カイガラムシの排泄物が原因の、すす病のような症状が出ている葉もありました。
すす病らしき葉の近くの枝を調べると必ずといっていいほどカイガラムシが見つかります。
カイガラムシが密集している枝が・・・。
生長が止まってしまいそうです。
またルビーロウカイガラムシです。
すべて手でそぎ落としました、手が赤く染まります。
この時期、マシン油乳剤でのカイガラムシ駆除に最適な時期です。
マシン油乳剤はカイガラムシの呼吸を妨げて窒息死させます。
殺虫剤ではないので薬剤耐性がつくこともありません。
でも、「ロウ」の名のつく蝋のようなものをかぶっているカイガラムシはどうやらマシン油乳剤がほとんど効かないようです。
薬剤で効果があるとすれば石灰硫黄合剤です。
が、少量購入ができない上、住宅街では腐食の原因となるため使えません。
車にかかったら大変です。
こうなると「テデトール」しかないのでしょうか。