セアノサス移植の失敗
セアノサス(カリフォルニアライラック)は春から枝が勢いよく茂って横に伸び、道路にもかかりだした上、まわりの植物に陽があたりにくくなってしまったこともあり、10/24の日記のとおり剪定しました。
剪定後も元気な様子でした。
でも幅がとれないことには問題は根本的に解決しません。
常緑樹なので春が適期かもしれませんが、春に向けて咲く花がまわりの地面に多くて陽が当たらなくては困るため、この秋に移植に挑戦です。
土をできるだけ根につけたまま、と思ったのですが・・・。
写真のとおりです。
根のはりが想像以上で横へ遠くに伸び、根をたどって土を掘り返したり切断する必要があり、根から土が離れてしまいました。
ここは粘りのない軽い園芸培養土でした。
移植完了から約一週間。
水を多めに、葉水も与えています。
植え付け翌日から雨や曇りがちの日が続いたので、大丈夫かなと思っていました。
が、しかし・・・先端の葉がぱりぱりに乾燥しだしています。
水を充分に吸い上げていない様子。
乾燥した枝を付け根から切って枯れを抑えようとしましたが、枯れ出すと速いものでどうにもできませんでした。
他の常緑樹、オリーブやフェイジョアは秋でも移植に成功していたので、なんとかなるかなと考えていましたが甘かったですね。
移植は失敗に終わりました。
でも、この一年でとても勉強になりました。
結構速く生長すること、好みの環境、剪定、根のはり方、移植の難しさなどなど。
今回は残念なことをしてしまいましたが、この経験を生かしてまた挑戦しようと思います。
これから育て始める方も参考にしていただければ幸いです。