花と野菜の詰め込みガーデン

小さな庭で仕事の合間に楽しんでいる野菜と花木の園芸日記です。

タイトル写真:エゴノキ・ピンクチャイム 2014年5月撮影

冬の庭作り4~バラ花壇の設置

冬の庭作りシリーズは今回で終わりです。

最後は新しいバラ用の花壇作りです。

 

昨秋のNHK「趣味の園芸」取材の際にプランター入替式として紹介いただいた3つのミニ花壇があります。

季節の見頃植物のプランターを次々と入れ替えて楽しんでいました。

春から順に、菜の花、カンパニュラ、ヒマワリ、コスモス、エリカといった感じです。

 

でも、次々とプランターを入れ替えるので結構な数のプランターを管理しなければなりません。

育成によい日当たりの場所が確保できず、結果として見頃には日射しの強い花壇に移すことになり、環境の変化で弱ってしまう問題が出てきました。

また、ブロックは置いただけで固定されていないために沈み込んだり傾いたりと不安定ですが、簡単に作り変えることが可能な状態ともいえます。

花壇工事にはいい季節なので、問題解決のために花壇を作り変えることにしました。

 

このプランター花壇はラティスフェンス沿いで地表近くに砕石があり、地面に植物を植えるのには適していません。

この対策もしつつ花壇を作ります。

 

新花壇を設置できればバラの植え替えもできます。

現在のバラ花壇の前に落葉樹があり、その葉がバラの花期に茂って花を隠してしまうため、新花壇にバラを移植することでバラの環境を良くしたいとの希望も叶えられます。

 

 

デザインは昨年から練っていました。

資材は用意済みです。

旧花壇の資材を再利用することでコストを抑えます。

 

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はめ込み式のブロックを仮置きして配置デザインを決めます。

フェンス基礎砕石のない手前側に根が入っていくよう、株を入れる場所は膨らみをもたせます。 

一度ブロックをはずし、下に砕石を敷いて圧力をかけ、水平を取ります。 

 

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続いてブロック連結部の隙間をモルタルでつないで固定します。

しばらく乾燥させます。

翌日は雨が降ったので、少し間を置きます。

 

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天候回復後に土を入れて完成です。

根が下に入る膨らみが2箇所ありますので、バラは2株植えられます。

1株はHT系ビバリーを移植、もう1株は京成バラ園芸で予約した苗を植えます。

苗は4月頃の到着予定です。

この新花壇で新苗からのバラ育成に初チャレンジします。

 

 

百葉箱もどきの計測値メモ

3/11 平均気温8.0℃ 気温3.0~12.9℃ 湿度28~55%

3/12 平均気温9.3℃ 気温2.3~16.3℃ 湿度40~71%