花と野菜の詰め込みガーデン

小さな庭で仕事の合間に楽しんでいる野菜と花木の園芸日記です。

タイトル写真:エゴノキ・ピンクチャイム 2014年5月撮影

オニユリの増え方による差

先日、オニユリの球根からの発芽の様子を掲載しました。

オニユリは分球、鱗片、木子、むかご、種のように複数の方法で増えると書きましたが、翌年の成長具合は増え方によってかなり違います。

 

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写真1枚目は親の球根から生えた芽です。

4/9掲載の様子より大きくなってきました。

パイナップルのように葉がたくさん茂っています。

今年もたくさんの花が期待できそうです。

 

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写真2枚目は木子から生えた芽です。

木子はオニユリの土の中にある茎のまわりにできる小球根です。

昨年の秋~冬頃に親の球根を掘りあげたら木子がたくさんついていました。

大きめなものを選んで地植えにしてみました。

しっかりした茎が立ち上がり、葉も次々と伸びています。

 

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写真3枚目は植えた覚えのない場所から生えた芽です。

むかごか種から生えたようです。

葉だけが姿を現しています。

 

他に分球した球根も植えています。

掘りあげた親球根に木子よりずっと大きな球根が1コ横にくっついていて、それを引き離したものです。

茎はやや細めで葉数も少ないのですが、親球根の芽に近い様子です。

 

 

こんな感じで増え方によって翌年の様子は大きく異なります。

分球した球根はもしかしたら花をつけそうな勢いです。

でも、木子やむかご、種から育った芽は今年花を咲かせることは難しそうです。

 

順調に育てばオニユリの花を楽しめるのは7~8月頃、夏ですね。

今後も生長過程を比較観察していくつもりです。

 

 

百葉箱もどきの計測値メモ 

4/23 平均気温11.5℃ 気温4.4~18.6℃ 湿度38~70%