バラの開花シーズン到来1 〜 ラ・レーヌ・ヴィクトリア(B)
今年も春のバラ開花シーズンがやってきました。
冬に新しく加わった苗や、植え場所などの環境を変えたバラもありましたが、次々と美しい花を咲かせてくれました。
最初に咲いたバラは「ラ・レーヌ・ヴィクトリア(オールドローズ・ブルボン系)」です。
昨年より8日遅れの5/10開花でした。
直径約7cmの中輪カップ咲きです。
姿だけでなく香りも素晴らしい品種です。
鉢植えで育てていましたが、冬の休眠中に既存の手作り花壇をバラ用にしっかりとしたパーゴラ(フェンスタイプ)付き花壇に作り直し、そこに植え替えました。
ここに植え替えたのは事情がありました、下で書きます。
一番大きく開いた状態です。
最初に購入、育て始めたバラです。
実はこのバラ、昨年まで全く違うフロリバンダ系のバラとして紹介しておりました。
2年前に購入してから数回紹介しておりましたが、ここを見ていただいた複数の方からオールドローズ系ではないかとご指摘をいただきました。
そういえば購入時に調べた特徴と花が異なる気がするし、四季咲きのはずなのに春以外は花が咲いていません。
育て方が悪いのかな、と深く考えずにいたものの、よく考えると変です。
到着時の写真が残っていたので、見てみるとやはり私が選んだフロリバンダ系バラ。
でもタグの花と実際の花がどこか違う。
他のバラを買った京成バラ園芸のカタログでオールドローズの写真を漁ってみたら、実際の花に近い品種をみつけました。
ラ・レーヌ・ヴィクトリア。
(後日、ご指摘を頂いた方もラ・レーヌ・ヴィクトリアの名前を上げておられました、調べていただき感謝しております。)
記載の特徴も、他の育てられている方のホームページ掲載写真もそっくり。
これはまさか、もしかして。
購入したお店に写真を送り問い合わせたら、違う品種を送ったと言われました。
後日調査の結果、マダム・ピエール・オジェを送ったと回答がありましたが、花色が違うのでラ・レーヌ・ヴィクトリアではないかと再確認したところ、そうかもしれないとのこと。
思いもよらず初めてのバラは育てやすい品種のつもりで選んだフロリバンダ系ではなく、オールドローズ系だったことが判明しました。
バラはお店選びも大事だと気付かされました。
でも、こんなことでもなければ出会うことのなかったオールドローズを育てることができたとプラスに考えています。
ラ・レーヌ・ヴィクトリアはつるバラとして育てられるとのことで、お詫びの気持ちを込めて花壇植えで大きく育ててみようと思います。
間違った品種記載は混乱を招きますので、過去の記事にさかのぼって修正させていただきました。
ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。