ハナナ(ナバナ・菜の花)を食べる者は?
枕木菜園のハナナ(ナバナ・菜の花)はゆっくりと大きくなっています。
種蒔きの遅れ以上に生長が遅れています。
冬前の遅れはなかなか取り戻せないですね。
水やりついでによく見ると葉が食べられた形跡があります。
ナメクジの食害を疑うところですが、厳冬期の行動はなさそうなので違います。
食べられている量も多いです。
考えこみつつホースをしまっていると、「ピィーーーー」と鋭い甲高い鳴き声が何度か響きました。
様子を見に行くとシマトネリコから30cm近くもある大きな影がバサバサと飛び立ちました。
滑空と羽ばたきを繰り返し、近くの別の庭へと飛んで行きました。
その方向からも同じ鳴き声が聞こえていたので集団でいたのかもしれません。
シマトネリコから見下ろせる位置に枕木菜園があります。
まさか、あの鳥が?
鳴き声と体長、飛び方からするとヒヨドリです。
翌日も、その翌日も姿を見かけました。
かつて庭でみかけたキジバト、ツグミと比べると警戒心は強めです。
キジバトは1m、ツグミは2mぐらいまで近づくこともありましたが、この鳥は人を見かけるとすぐ飛び立ちます。
丸裸になる勢いで食害箇所が増えたため、とりあえず、ソラマメのアブラムシ対策に使った光を反射するテープを周囲に設置してみました。
これで様子見です。
後日、気づかれないように遠くから撮影した写真を拡大してみました。
やはりヒヨドリのようです。
灰色っぽく、尾の長さや形もヒヨドリの特徴と似ています。
その後、ハナナの周りに降りてきている姿は見ません。
食害箇所が増える様子もなく一安心。
ただ、少し離れた他の木にとまっていることがあります。
賢そうな鳥なのでしばらくは注意して観察する必要がありそうです。