花と野菜の詰め込みガーデン

小さな庭で仕事の合間に楽しんでいる野菜と花木の園芸日記です。

タイトル写真:エゴノキ・ピンクチャイム 2014年5月撮影

アーティチョーク開花

大きな蕾をつけていたアーティチョークがついに咲き出しました。

 

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今年で2回目の開花を迎えました。

昨年よりも葉の広がりがよく、蕾の数も多くなっています。

一番葉が広がった時は幅約2mに達し、周りの植物を覆い隠すほどでした。

 

開花が近くなると葉が立ち上がり気味になり幅はとらなくなるものの、大きな蕾とともに細い葉が上に伸びるので存在感は増します。

この時期、大きな太い下葉は黄色く枯れ始めるので、これは根元から引き抜いています。

 

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雨の6/21に咲き始めました。

昨年は7/4でした、今年は早い開花になりました。

 

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翌日から3日間は梅雨の晴れ間となりました。

一気に大きな花が開きました。

花の直径は15cmぐらいです。

ハチ等の昆虫がよく集まります。

 

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この花姿は海のある生物に似ていると思いませんか?

私にはイソギンチャクそっくりに見えて仕方がありません。

手のひらを広げて触るとちょっとゴムっぽい触感があります。

 

花ばかり紹介しましたがアーティチョークは野菜として育てています。

蕾の中の一部が食用になります。

ヨーロッパではよくある野菜ですが、日本での知名度は低いようです。

最近スーパーにも出回りだしたのでこれから広まっていくのかもしれません。

 

野菜としての収穫時期は開花直前です。

最初の花は咲かせてしまいましたが、近日中に収穫してみます。

 

 

百葉箱もどきの計測値と天気メモ

6/18 晴れのち曇り 気温22.5〜29.0℃(平均25.8℃) 湿度74〜97%

6/19 曇りのち雨 気温23.1〜25.3℃(平均24.2℃) 湿度89〜98%

6/20 雨 気温19.8〜23.1℃(平均21.5℃) 湿度98〜98%

6/21 雨 気温18.1〜21.9℃(平均20.0℃) 湿度97〜98%

6/22 晴れ時々曇り 気温17.2〜24.6℃(平均20.9℃) 湿度76〜98%

6/23 晴れのち曇り 気温18.4〜26.2℃(平均22.3℃) 湿度65〜98%

6/24 曇り時々晴れ 気温19.7〜26.0℃(平均22.9℃) 湿度68〜97%

ラベンダーのドライフラワー作り

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開花間近のラバンディン系ラベンダー「グロッソ」です。

4月に掲載したストエカス系と比べると見かけは地味なものの、香りが強めで花期を迎えると爽やかなラベンダーの香りが周囲に漂います。

 

精油の採取にも使われる品種だそうです。

でも、ラベンダーの精油作りには大量の花穂が必要になるので難しいですね。

今年もドライフラワー作りに挑戦です。

 

精油といえばイングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)はさらに上質なものが採れるそうです。

これも育ててみたいのですが、高温多湿な気候が苦手で、ここ関東平野部での栽培難易度は高めです。地植えよりも雨を避けて移動できる鉢植えが適していそうな感じです。

その点、ラバンディン系等の亜種ラベンダーは普通に地植えで育つので楽です。

イングリッシュラベンダーは梅雨がなく冷涼な気候の北海道が生育に適しており、ラベンダー畑がたくさんある富良野の主流品種もこれです。

 

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グロッソの開花の様子です。

すべて蕾〜少し開花した状態がドライフラワーに適しています。

摘み取りの適期を迎えたものから順に摘み取っていきます。

今日でちょうど4回目の摘み取りを終えました。

最近の雨で株内部にムレによる枯れがでてきたので、これで刈り取りを終え、風通しがよくなるように剪定予定です。

 

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1回目の摘み取り分です。

束にまとめて日の当たらない風通しのよいところに逆さまに吊します。

このまま自然乾燥させるだけで完成です。

 

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こちらは昨年初めて作ったドライフラワーの現在の様子です。

摘み取りの時期もわからずにしっかり開花した状態から摘み取っていました。

それでも、花が落ちることもなく姿を保ち、香りもまだ楽しめます。

結構長持ちしますね。

 

 

百葉箱もどきの計測値と天気メモ

6/15 曇り 気温21.6〜26.8℃(平均24.2℃) 湿度87〜98%

6/16 雨のち曇り 気温19.5〜22.9℃(平均21.2℃) 湿度91〜98%

6/17 曇りのち晴れ 気温19.3〜27.1℃(平均23.2℃) 湿度80〜98%

ジャガイモの収穫

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枕木菜園のジャガイモが収穫時期になりました。

種芋の植え付けから約100日経ちました。

3品種、計12株植えていましたが、成長が速く枯れ始めた「インカのめざめ」10株を先に収穫することにしました。

他2品種はまだ花がついていて青々としています。

すでに梅雨入りしていますが、雨がまだほとんどなかった先週末に収穫しました。

 

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土の中で姿が見えないので、収穫が楽しみでもあり不安でもあります。

土は軽めに作ってあるので手で簡単に掘ることができました。

「インカのめざめ」は大きさがかなり小さめで収穫量も少ない品種です。

一個の重さは100g以下がほとんどです。

でも、北海道でこの品種を食べて以来この味に魅せられて、今年はたまたま種芋が売っていたので今年は多く植え付けています。

 

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たくさん採れました!

栽培途中で葉に斑点の出る病気に悩まされましたが、無事に収穫完了です。

最近わかったことですが、インカのめざめはウイルス病や疫病にとてもかかりやすいそうです。

 

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採りたてを茹でて塩とバターでいただきました。

甘みは北海道産より少し落ちますが、とにかくおいしい!

追加でまた茹で、夕食はジャガイモばかりになってしまいました。

育てるのも楽しいですが、収穫して食べる瞬間がやはり最高です。

 

 

百葉箱もどきの計測値と天気メモ

6/12 曇り一時雨 気温18.3〜23.0℃(平均20.7℃) 湿度92〜98%

6/13 雨 気温19.9〜21.2℃(平均20.6℃) 湿度98〜98%

6/14 雨のち曇り 気温20.0〜25.1℃(平均22.6℃) 湿度93〜98%

5月の庭〜さらに続き

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ホンアジサイは雨が降った5/30に開花しました。

昨年も同じ日が開花日でした。

咲き始めの今は緑がかっていますが、だんだんと白っぽくなったり、青っぽくなったりと花色が変化します。

 

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カシワバアジサイは5/25に開花しました。

名前の通り、葉っぱの形が柏の葉に似ています。

アジサイもそうなのですが、いままでに害虫や病気は出ていません。

手がかからないのはありがたいです。

 

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5月最後の日にキョウチクトウが開花しました。

昨年より10日ほど早いです。

花期が長く、秋前まで花が入れ替わりつつ咲きます。

真夏に高速道の路肩で綺麗な花を咲かせていたのがこの木を知ったきっかけです。

そんな場所で育つだけにかなり生長力の強い木です。

でも生長力が強すぎて樹形が乱れます。

ぐねぐね曲がったり、幹のあちらこちらから芽が出ます。

この木の樹形を整える剪定方法がいまだによくわかりません。

 

 

百葉箱もどきの計測値と天気メモ

6/8 曇り時々晴れ 気温17.8〜25.8℃(平均21.8℃) 湿度42〜94%

6/9 曇り一時晴れ 気温17.1〜29.8℃(平均23.5℃) 湿度41〜91%

6/10 曇り一時雨 気温20.8〜26.3℃(平均23.6℃) 湿度64〜91%

6/11 曇りのち雨 気温18.3〜22.7℃(平均20.5℃) 湿度73〜98%

5月の庭〜続き

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バラの花数が少なくなってきた5月下旬に咲きはじめました。

ナデシコ科のスイセンノウです。

漢字では「酔仙翁」と書きます。

細長い枝が分岐しながら次々と伸び、先端に花が咲きます。

高さは1mぐらいにまでなります。

常緑多年草ですが、常緑とはいってもこの伸びた枝の部分は枯れ落ち、冬はかなり背が低くなります。

花期が長いのでしばらく楽しめそうです。

 

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こちらも5月下旬に咲きはじめたオトギリソウ科のヒペリカム・ヒドコートです。

キンシバイの仲間ですが、キンシバイよりも花が大きく開くので派手に見えます。

私の中ではアジサイとともに雨のイメージが強い花です。

毎年梅雨頃に咲き、梅雨があける前には花期が終わっています。

株元近くまで刈り込んでも再生する強い植物です。

 

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ウルシ科のスモークツリー・ピンクボールの様子です。

スモークツリー、煙の木という見かけ通りのわかりやすい名前です。

特徴の花後のもわもわ感が目立ってきました。

通りすがりの方から生花に使うと映えると教えていただきました。

そんな使い方もできるのですね。

 

 

百葉箱もどきの計測値と天気メモ

6/6 曇り時々晴れ 気温19.3〜25.0℃(平均22.2℃) 湿度60〜84%