ヒメツルソバの最近一ヶ月
秋に勢力を大きく広げた、ヒメツルソバ。
ヒメツルソバはグランドカバーによく使われる植物です。
11月下旬は次から次と花が咲き、この季節に花の少ない庭で目立つ存在です。
夏も生長していましたが、目立って生長が速くなったのは秋に入ってからです。
花が多く咲いたのもこの時期でした。
12月に入り、霜が降りると萎れました。
霜が降りにくい箇所では萎れませんが生長は止まっているように見えます。
霜が繰り返し降りる、12月下旬には茶色く枯れました。
ヒメツルソバは意図的に植えたものではありません。
はっきりとは覚えていませんが、他の植物の根元についてきたようです。
それが僅か約2年で大きく範囲を広げました。
この繁殖力は庭植えには注意が必要な植物かもしれませんが、幾つかの理由で植えっぱなしです。
ひとつは写真のとおり、霜が降りると簡単に枯れてしまうためです。
霜の弱さのおかげで勢力をそのまま翌年に持ち越すことはありません。
ふたつめは結構花がかわいいことです。
これは重要なことですね。
毒々しい花が咲くのであれば絶対抜きます。
引っ張ると芋づる式に簡単に抜けます。
どうしようもなく増えたとしても取り除くのは簡単・・・?
よくわからないのが地中に残った根です。
たぶん霜が降りても根は生きています。
来春この根から再び芽を出すような気がしますが、今年の春は昨年茂った場所ではあまり見なかったのです。
来年はどうなるか、観察を続けてみようと思います。